異文化体験の魅力(1)

こんにちわ!
橋新です!

セブ島で開催するスポーツワークショップに向け、桐蔭横浜大学のスタッフは毎週金曜10:40~12:10にMTGを実施しています。

これからの学生スタッフブログでは、、今ワークショップの魅力(3つのトピックを橋新と高峯,それぞれの視点から)、ワークショップに役立つ諸情報、MTGでの決定事項等の活動報告を発信していきます。

学生スタッフブログの構成について話し合いました。
これからの数回はこんな感じで行きます。

6/5 : ①異文化体験の魅力(橋新) ②主催団体紹介(セブンスピリットとスポーツフォーキッズジャパンはどんな団体なのか?!) ③5/29活動報告
6/12 : ①異文化体験の魅力(高峯) ②渡航情報(パスポート、ビザ、航空券等) ③6/5活動報告
6/19 : ①子供達と一緒にスポーツをする魅力(橋新) ②セブ島の治安について ③6/12活動報告
6/26 : ①子供達と一緒にスポーツをする魅力(高峯) ②滞在期間に役立つ情報(通貨、気候等) ③6/19活動報告
7/3 : ①仲間と共に活動を計画する魅力(橋新) ②セブの食、お土産等、ちょっとワクワクする情報 ③6/26活動報告
7/10 : ①仲間と共に活動を計画する魅力(高峯) ②現地の生活(政治、経済、教育等の文化) ③7/3活動報告

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まあ、ざっとこんな感じで決定したんですが、作業を進めていく中で、僕の思い込みにより、渋倉先生と情報共有が出来てない事態が起きました。思い込みダメですね。無意識で得する事もありますが、怖さでもあります。学生のうちに失敗していて良かったです。これもまた勉強です。頑張りまーす!

※渋倉先生とは?
本名は渋倉崇行。
今スポーツワークショップの教育プログラム他の担当である。
桐蔭横浜大学スポーツ健康政策学部准教授であり、一般社団法人スポーツフォーキッズジャパンの代表でもある。スポーツ心理学をメジャーとしており、これまで蓄積したスキルと独特の授業スタイルにより学生からの支持も高い。橋新からしてみれば、ちょいワル親父的な雰囲気があり、親しみやすい。

☆異文化体験の魅力

今ワークショップの魅力のうちの一つでもある“異文化体験”

昨今、グローバル化が進み、そこかしこで“多文化共生”が謳われているのを目にします。
実際、謳われているだけでなく、実現に向けて歩んでいるとは思います。しかし、日本にいるだけでは少し限界があるように感じます。

僕は昨夏、カンボジアに行きました。プログラムは村にホームステイし、村の学校で日本語と英語を教えるというものでした。

そこで感じた事は、カンボジア人の心の豊かさ半端ないってことです。

想像してみてください。
日本人の子供が消しゴムやノートやペンを受け取る姿を。

……?

まあ、たぶんあんま喜ばないです。
というのも、日本においてこれらは価値が低いものだからです。

でも彼らは違いました。

ペンや消しゴム、ノートを受け取ると、満面の笑みを浮かべるのです。
これが「本当の幸せ」ではないかと感じました。

日本は便利な環境が出来上がっていますが、本当に「便利=幸せ」なのでしょうか。逆に、「不便=不幸」なのでしょうか。
僕は本当の意味で、この方程式が間違っている事を感じました。

これらの感覚は現地に行かないと感じられないものだと考えています。つまり、「五感で感じる」ものだということです。

僕たちと一緒にセブ島での異文化体験を通して多様な価値観を感じ、多文化共生への一歩を踏み出してみませんか?というより、踏み出しましょう!

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☆主催団体紹介

<NPO法人セブンスピリット>
通称SS

担当:橋新

フィリピン・セブ島を拠点に音楽とスポーツを通して、スラム街の子供達のライフスキルを育成することを目的としている団体というのは第一回学生スタッフブログ・主催の項目に記した通りです。

今回は少し踏み込んでみます。

じゃあ、ライフスキルってなに?って話になりますよね。

一応以下のように定義されています。
「日常で生じるさまざまな問題や要求に対して、建設的かつ効果的に対処するために必要な能力」(WHOによる定義)
シンプルに言うと、「生きる力」そのものです。

更に踏み込むと、なぜセブ島の子ども達にライフスキルが必要なのか?という疑問が出てきます。

スラムには教育を受けていない子供達が数多くいます。教育を受けていない子供達は集団生活に慣れておらず、社会の中で協調性を持って行動することが出来ません。また、スラムの中で時間を持て余した子ども達の多くは犯罪やドラッグに手を染めるようになり、結果、貧困のループからなかなか抜け出すことが出来ません。

彼らが今のまま育てば、夢や希望を持てずに大人になるということです。地球には数え切れない程の楽しみやワクワクがあるにも関わらず、彼らがそれらに触れる事が出来ないのはアンフェアではありませんか?
生まれた場所が違うだけでその後の運命が決まるなんてアンフェアではありませんか?ですから、音楽やスポーツを通して"楽しみ・ワクワク"を感じる事が彼らには必要なのです。(この章は僕の見解です)

では、実際にどのような活動を行っているのか。

日本でいう学童教育や放課後教室のような場で音楽教室を開き、子供達が楽しく音楽に触れられるように活動を行っています。また、コーディネーション運動、野球を中心に子供達が楽しく運動を行える場を提供しています。

※コーディネーション運動とは
「リズム能力」「バランス能力」「変換能力」「反応能力」「連結能力」「定位能力」「識別能力」スポーツを行っている時は、これらの能力が複雑に組み合わさっています。
つまり、この七つの能力をバランスよく鍛え、運動神経を向上させる為の運動のことです。

発展途上国への支援は物資に限らず、あらゆるスキル育成も含まれます。公正な社会を形成する為には、多角的なアプローチが必要ですので、こちらの方面からのアプローチのスキルが長けている方、また興味お有りの方、インターン生も受け入れていますので、是非コンタクトしてみてください!

↓セブンスピリットHP
http://seven-spirit.or.jp/

<一般社団法人スポーツフォーキッズジャパン>
通称SKJ

担当:高峯

今回一緒に活動させて頂くSKJが
どのような団体なのか
皆さんにご紹介したいと思います!

そこでSKJを主催している
渋倉先生にいくつか質問させて
頂きました!

1.SKJとは具体的にどのような団体ですか?→SKJは…
(1)国内外の青少年スポーツの振興と発展
(2)青少年スポーツ指導者の資質向上

この2つを目的としています!
また、この2つの目的を実現するために、青少年スポーツ指導や発展途上国の支援を行っています。

2.SKJはどのような活動をしていますか?
研修事業として…
指導者や保護者の皆さん、学生も含め、将来にスポーツ指導者を志している皆さんを対象にしています。
そして、子どもの自主性や自発性を引き出し「これからの時代」に必要とされる指導力や支援力を身につけるための研修会を開催しています。
さらに、「スポーツ心理学」の考え方に基づいて、わかりやすく、実践場面での応用を念頭に置きながら研修を進めます。
また、国内外の青少年スポーツ指導に関わる実践的研究に対して、助成金を支給したり発展途上国の青少年がスポーツに参加できるようにするための支援活動を行っています。

3.今後やってみたい活動はありますか?
→SKJの理念に沿った児童対象のスポーツクラブを経営してみたいと思います。

4.将来SKJがどのような団体になっていたいですか??
→子どもの自主性や自発性を引き出し「これからの時代」に相応しいスポーツ指導者が育成されていること。特に現在でも問題視されている「体罰を用いた指導」を青少年スポーツの現場から根絶することを目標としています。
また、保護者においては、子供の活き活きとした活動をよりよく「支援する力」を養います。
このような指導者や保護者からスポーツ活動を支えられることによって、子供はスポーツの効果に触れられるようになり、「健全な心身の発達や成長」を実現することができます。
また、発展途上国の子供がスポーツに親しむ機会を得ることができます。
このことによって、発展途上国の子供もスポーツの恩恵を享受できるようになり、「心身の健康」や「ライフスキル」の獲得に貢献します。
そして、これらは将来のリーダーを育成する可能性も十分に秘めています。
このように、SKJは、国内外の子供の「健全な心身の発達や成長」に寄与する明るいスポーツ環境の創造を将来ビジョンとしています。

以上4つの質問をさせて頂きました!
少しでもSKJがどのような団体で
活動しているのかわかって頂けたら
嬉しいです♪

SKJ↓↓↓
http://www.sfkj.or.jp/

以上!
今回の学生スタッフブログ・メイン担当 橋新!発進!の橋新でした~

次回メイン担当は高峯です。
ではまた!


「学生海外スポーツワークショップ」の詳細がご覧いただけます.
http://www.sfkj.or.jp/index.php?%E5%AD%A6%E7%94%9F%E6%B5%B7%E5%A4%96%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%83%E3%83%97

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