体罰はなぜ起きるのか?

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みなさんこんにちは!
今回のブログは3年テクノロジー学科の古里と加藤が担当します。
今回討論したテーマは「体罰はなぜ起きるのか?起きたのか?」です。
前回体罰の事例を調べてみると、多くの事例がみつかりました。そこで「なぜ体罰が起きるのか?起きたのか?」ということを、各自体罰に関する本を数冊読み、自分の考えをまとめ、討論しました。
その中で出た意見が次のようなものです。

・自らの立場を良いものにしようとするため体罰は起きる。
・体罰は教師の性格、指導環境などによって起きる。そして体罰の発生源は教師のみではなく、学校の管理体制、親の反応、様々な要因が重なり合って起きている。
・罰をあたえることで行動を制限できるから体罰は減らない。
・懲戒としておこなっているつもりが体罰へと変わる。
・言葉で伝えられないから起きる。
・自分が体罰を受けたので、自分も行うという暴力の連鎖により起こる。
・戦前からあった生徒は奴隷という風潮が続いている。
・学校側の対応が悪いのでなくならない。
・地域・父母に体罰を是認する風潮があるからなくならない。
・勝利至上主義の考えの指導者は体罰を起こしやすい。
・選手の自主性を重視しないから体罰がおきる。

などの意見がでました。討論するにあたって、特に多くでた意見が体罰が起きる理由は指導者だけの問題ではないということです。もちろん体罰が起きる理由は指導者に一番問題があります。しかし体罰が起きる要因が指導者だけでなく、学校や地域・父母などの周りの雰囲気や考え、システムが変わらないかぎり体罰が起き、なくならないという意見が多くでました。自分は体罰をしないから関係ないのではなくて、自分の子ども、地域、学校に目を向け、体罰が起きていたら止めさせる必要があります。自分一人の力では難しくても、体罰を否認する雰囲気を自分の子どもや地域に伝えていき、全体として体罰の問題に取り組んでいかなければ体罰はなくなりません。

私達のブログも多くの人の目にとまり、いろいろな立場の人が体罰について考えてくれたら幸いです。今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

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