3日目:スラム街を訪れました

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セブ3日目のブログは朝倉と石渡が担当します。

3日目は、まず午前にピアトレスに行きました。
スラム街に初めて訪れました。正直な感想は自分はここでは生活できないと思いました。しかし、街では元気な子供がたくさんいて走り回っていました。こちらがHelloと手を振ると子供も大人も笑顔で答えてくれて、とても人情溢れる下町のような雰囲気がして、少し懐かしさを感じました。

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その後、セブンスピリットに参加している子のお宅にお邪魔しました。そこで、聞いたお話で1番印象に残っていたのは、昨日私達と一緒に行った活動をお母さんに楽しそうに話してくれたということです。
伝わったかな?楽しかったかな?という気持ちが晴れて、さらに頑張ろう!という気持ちが高まりました。お母さんも運動会に訪れるということで、さらに素晴らしい会にしたいです。

お昼はコロンという地域でご飯を食べました。
そこのお店は米、麺、野菜、魚介、肉料理 全てのメニューがありました。米 スープに関しては、日本料理と似ているのでとても口に合いました。カツのような揚げたお肉に、赤い甘いタレをかけて食べるのもフィリピン独特の味付けなんだと感じました。
まだフィリピンに来てから3日目ですが、食事に関しては美味しく満足で、今のところ日本食が恋しくなってはいません。残りの日数の食事も、フィリピン料理に挑戦し、食文化にも触れていきたいです。

さて、このコロンという地域がどのような地域なのか、街の風景について。日本でいう、商店街を思い浮かべて頂くのが1番妥当かもしれません。一部テント等を張って、色とりどりのフルーツが量り売りで売られていました。どれも日本では見かけないようなフルーツでした。大きな瓶に入った、アボカドとチーズのドリンク。アボカドが苦手だったのですが、一口飲んでみたらびっくりしました。冷たく、甘く、ミックスジュースが果汁100%になったようなドリンクだったのです。

こちらは7ペソ(日本円にして21円ほど)で、とっても満足でした。この地域は洋服等も全ての物価が安く、洋服も一着平均400円ほどと大満足でした。ナイキの靴も、一足1000円ほどで購入でき、驚きでした。庶民的な地域であり、それほど治安が悪いというような印象は受けず、私達日本人に気さくに声をかけてくれるようなフィリピン人が迎え入れてくださりました。

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そして、午後はテヘロ小学校に行きました。
ここはセブンスピリットの子達が通ってる小学校です。とても大きな校舎で中庭もあり、子供達にとってはたくさん学べて遊べる素敵な空間でした。さらに、この小学校は夜になると高校になるという2部制の学校なのです。
ここでは、子供達とチェスやバランス感覚を養う遊びをしました。始めは恐る恐る近付いてきた子供たちも一緒に遊び始めるとすぐに打ち解け、笑い合いながら遊ぶことができました。わたしがここで1番驚いたのは、わたしのところに始めに遊ぼうと寄ってきた男の子2人組が、わたし達が帰るまでの間ずっとその遊びをしていた集中力です。そして、その間に上達し、できなかった子もできるようになっていました。暑くて疲れても、元気に走り回る子達を見ていたら疲れていても、一緒に遊びたくなってしまい、ついついバテバテになるまで遊んでいました。

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その後、テヘロジムへ向かいました。
今日の活動は、運動会に向けた個人種目の練習と、昨日行った応援練習です。個人種目に関しては今日初めてパン食い競争、障害物競争、二人三脚を行いました。どの種目も基本動作は初めてやる競技にも関わらず、セブンスピリットの子供たちは習得が早かったことが1番の驚きです。

また、競技を始めるにあたりブロックごとに男女一列ずつ並ぶというこの基本体型を昨日1日でセブンスピリットの子供たちは習得していました。私たちの力量ではなく、子供達のやる気や意思により子供達がひとつひとつのルールやその場に合った決まりごとを守れたり、自ら並んだりという行動の変化をこのたった1日で感じることができました。

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初めてやる競技を心から楽しみ、子供達が自然と笑顔で、時に真剣な表情でチームを応援する姿。これらの子供たちの姿や変化が、今、私たちの1番の原動力であると感じました。

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