法人概要
目的
SKJは,次の実現を目的として活動します.
- 国内外の青少年スポーツの振興と発展
- 青少年スポーツ指導者の資質向上
事業内容
SKJは,上記の目的を実現するために以下の活動を行います.
- 青少年スポーツ指導に関わる研修会の企画・運営
- 青少年スポーツ指導に関わる研究支援
- 発展途上国における青少年スポーツの発展に関わる支援
各事業は図のような関連性を持ちながら進められます.
研修事業
SKJの中心的な活動です.SKJは,研修会を通じて子供のスポーツ活動を支える指導者や保護者,および指導者を志す学生に,実践に役立つ知識を提供します.参加者はその知識を活用することによって,子供により豊かなスポーツ活動を提供することができます.研修参加費の一部はSKJの研究支援事業と途上国支援事業への支援金として使用されます.
研究支援事業
実践に役立つ研究テーマを公募し,研究者に研究資金を提供します.研究によって生み出された知識は,スポーツ科学の発展に寄与します.また,それらの知識はSKJの研修事業において,指導者や保護者に還元されます.
途上国支援事業
発展途上国で子供のスポーツ教育を支援しているNPO等の団体に対して,活動資金や物品を提供します. その見返りとして,NPO等の団体から発展途上国の子供とスポーツ活動をする機会を提供して頂きます.その機会を活用して,SKJの研修事業で海外スタディーツアーを企画し,発展途上国の子供と交流しながら学習する場を設けます.
将来ビジョン
研修事業によって…
子どもの自主性や自発性を引き出し,創造的な活動を支えるといった「これからの時代」に相応しいスポーツ指導観と指導能力を有する指導者が育成されます.特に,現在でも問題視されている「体罰を用いた指導」を青少年スポーツの現場から根絶することを目標とします.また,保護者においては,子供の活き活きとした活動をよりよく「支援する力」が養われます.
このような指導者や保護者からスポーツ活動を支えられることによって,子供はスポーツの効果に触れられるようになり,「健全な心身の発達や成長」を実現することができます.
研究支援事業によって …
スポーツ指導の現場で「実践に役立つ研究」が活性化されます.SKJが研究と実践の両者を結びつけることにより,「実践現場が求めている研究の実施」と「研究成果の実践現場での応用」が円滑に行われるシステム作りを行います.
途上国支援事業によって…
発展途上国の子供がスポーツに親しむ機会を得ることができます.このことによって,発展途上国の子供もスポーツの恩恵を享受できるようになり,「心身の健康」や「ライフスキル」の獲得に貢献します.将来のリーダーを育成する可能性も十分に秘めています.
このように,SKJの各事業は,国内外の子供の「健全な心身の発達や成長」に寄与する明るいスポーツ環境の創造を将来ビジョンとしています.